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2017年9月20日水曜日

emacs 起動時のウィンドウの位置や大きさを設定する

非ターミナルの GUI 版 emacs を起動する際、毎回定位置に移動させたりサイズを変更するのは面倒なので、起動時に自動的にセットしたい。前回起動時の設定を記憶する elisp も多分探せばあると思うが、emacs は常に定位置で一定サイズなのでよければ、基本機能である customize で事足りる。

M-x customize でカスタマイズ画面を開いて、initial frame alist で Search すると、その起動時の設定が可能になる。その設定パラメタ名は以下の通り。サイズや位置が何を示すのか、パラメタ名そのままなのでわざわざ説明しない。

  • top
  • left
  • width
  • height

このうち top はだいたい勝手に上の方に張り付いているし、width は 80 になっていて、デフォルト値のままでも問題ないことが多いかと思う。では、実際に指定する値は幾つを指定すれば良いのかというと、現在の数値を取得するための elisp 関数が用意されているので、emacs を好みの位置・大きさにしておき、それらの関数が返す値を *scratch* バッファで実行し、その値を customize の value にセットするのがお手軽かなと思う。

(frame-parameters) ;; top left の値が取得できる

(frame-height) ;; height 値が取得できる。

(frame-width) ;; width 値が取得できる。

パラメタ名と値を追加して、Apply and Save ボタンを押せば設定完了。

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