highlight

2021年2月8日月曜日

Castle Nathria - Sire Denathrius

Sire Denathrius

3 phase から成る戦闘で、二つの異なるステージで戦うことになる。 phase 1 では、Burden of Sin の stack を管理して、March of the Penitent の intermission を乗り切るだけの低水準を維持するのが目標となる。
phase 2 では、到達困難な位置に居る add を処理しながら、彼の剣である Remornia と戦う。
phase 3 は、Desolation pool が床を覆い尽くす前に boss を倒す dps race になる。


Phase 1: 100% ~ 70%

Inevitable

Denathrius は Inevitable passive ability を持っている。この能力により、boss は target が melee 範囲内に居ない場合、target の位置へ瞬間移動する。 boss の所まで長距離移動する downtime を省けるという事になるので、raid にとっては(phase 2, 3 では特に)有り難いと云える。
teleport すると weapon damage の 50% を喰らってしまうので、わざわざ狙おうとはすべきでない。

Feeding Time

時々、プレイヤ 2 名に Feeding Time マークを付け、5 秒後にそのプレイヤの周囲 4 yard 範囲内にそこそこの physical ダメージを与える。また、与えたダメージの 150% Denathrius の health が回復する。 マークされたプレイヤは、範囲内に誰も居ないところで喰らう事。

Command: Ravage

Denathrius は energy bar を持っていて、時間経過とともに energy を充填していく。energy が 100% に達すると、Command: Ravage を cast する。 部屋の中央の剣が、boss の位置に向けて、床の 1/3 程の大きさを占める扇状の mark を付ける。その 6 秒後にその mark 範囲内に居る者にかなり痛い shadow ダメージを与える。また、その範囲内は Desolation pool として残り続ける。 Desolation 内に居ると、そこそこの shadow ダメージを受け続け、heal immune となる。 プレイヤは Desolation から逃れねばならないが、boss を動かす方向(clockwise, counter clockwise) を pull の前に決めておこう。

Desolation は boss が居る範囲に向けて放たれて床の 1/3 を覆うのだが、Desolation の範囲が重なることはない。即ち 3 回目の Ravage が放たれる前に phase 2 に移行出来なければ wipe となる。 さらに、Ravage は boss に Commanding Presence buff を stack させるので、被ダメージも 10% ずつ増すことは意識しておく必要がある。

Burden of Sin

戦闘が始まるとともに、全員が Burden of Sin debuff を 4 stack 受ける。 この debuff は stack 毎に低い shadow DoT を受け続け、phase 2 まで効果が続く。単体での効果はそれだけなのだが、Blood Price, Cleansing Pain の phase 1 ability と March of the Penitent と相乗効果を持っている。
その相乗効果と対処方法を次で説明する。

Blood Price

Phase 1 の間 3 回 Blood Price を cast する。 全プレイヤの動きを止めて 3.5 秒間持ち上げる。各プレイヤその後で、低めの shadow ダメージを受けつつ、Burden of Sin の stack 数が同じ他のプレイヤにも shadow ダメージを与える。このダメージを喰らうと、boss の grip から投げ出される。
この ability への対処として、raid は boss の側に stack し、壁を背にして Desolation pool に投げ込まれないよう立ち回ること。
また、Burden of Sin の stack 数を raid 全体でバラけさせて、raid が受けるダメージを軽減させたいだろう。そのために、Cleansing Pain を利用する。

Cleansing Pain

Phase 1 の間 6 回、その時の tank に向けて Cleansing Pain を cast する。 Burden of Sin stack を持っていてこれを喰らうと、その stack を 1 減らして Echo of Sin add が spawn する。 Burden of Sin stack なしで、これを喰らうと、そのダメージが 300% 増加する。一撃死すると思って良いだろう。

Echo of Sin は動かず、あらゆる CC が効かない。Painful Memories を cast し続けて raid 全体にダメージを与え続ける。 Burden of Sin stack を減らそうとして、Cleansing Pain を喰らうプレイヤは必ず Echo of Sin の spawn 位置をバラけないようにする為、stack して喰らう事。 壁を背にして喰らえば、さらに Echo of Sin の位置を纏める事ができるので、壁の近くにいるならそうしよう。 spawn した add は最優先で速攻片付けること。 Cleansing PainPainful Memories のコンボは raid の health をかなり減らすので、healer は CD を使ってでも raid health を維持すること。

Cleansing Pain, Burden of Sin, Blood Price の mechanic に対して raid としてすべき事は以下のようになるだろう。 raid を二つの(同数のメンバからなる)チームに分けて、それぞれ tank を一人ずつ含めておく。 Cleansing Pain の soak をチームで交代しながら戦闘を進める。 こうすることで、Blood Price の時の Burden of Sin stack 数はチームごとに異なっていて、raid 全体の被ダメージが減らせるはずだ。 さらに March of the Penitent への対抗手段として有効となる Burden of Sin stack = 1 で phase 1 を終えることが出来る。


March of the Penitent: Intermission 70%

Denathrius の health を 70% まで減らすと、boss は部屋の中央に移動して、Desolation pool は消え去り、raid 全体が中央に引き寄せられる。この間は何も行動を取れない。 暫くすると今度は raid を部屋の端に弾き飛ばして、March of the Penitent が発動する。
この状態は 15 秒間続き、プレイヤの移動速度が Burden of Sin stack 数毎に 20% 遅くなり、ability が使えなくなる。 boss の周囲 16 yard 内に入ると、Burden of Sin の全 stack が解除される。 15 秒以内にこの範囲内に辿り着けなかった場合には Fall of the Unworthy となり、次の phase に移行した瞬間に即死する。

この時 Burden of Sin stack が 2 を超えていると、boss まで自力で辿り着くことは出来ないだろう。 また、移動速度上昇 skill や form 等、移動速度減少に対抗できる手段を使う場合には、March of the Penitent 発動前に使っておかねばならない。 また、boss に辿り着いたら ability 使用制限も解除されるので、priest が Leap of Faith で、遅い人を引き寄せる事も可能になる。

Intermission が終わると、別の空間に移動して、phase 2 に移行する。 Burden of Sin が解除できなかった Fall of the Unworthy は、部屋の移動後に死亡するので、移動先で brez することは出来る。


Phase 2: Health 70% ~ 40%

Phase 2 では、Remornia が呼びだされて、これと戦うことになる。 この剣は Denathrius と Bloodbound していて、health 共有しているので、tank は出来るだけ同じ位置で tank して cleave 出来るように努める事。 この剣も Inevitable passive を持っているので、target が melee 範囲に居ない場合には target の位置へ teleport する。

Carnage

Remornia の全 ability や melee 攻撃は、Carnage debuff を付与して、15 秒間軽い physical DoT を喰らう。この debuff は stack する。 healer は ImpaleMassacre の target になったプレイヤが Carnage でトドメを刺されないように health 維持に集中すること。 Remornia の tank は Carnage stack の管理に集中しよう。概ね 4 ~ 6 辺りで switch すればいいだろう。 tank は Remornia と boss を同時に tank していないか気にかけておくこと。
これは bleed なので、bleed 除去 ability 等で除去することが出来る。

Impale

頻繁に使ってくる。まず何人かのプレイヤを 5 秒間 mark する。その後、剣がそれぞれのプレイヤに charge して、道筋上の者に Carnage を付与する。道筋は床に矢印 mark が出るので、charge の順序や進路が判る。
raid は出来る限り stack して、mark されたプレイヤが charge を受けるスペースを確保しておく必要がある。
charge を受ける最初のプレイヤは、いきなりダメージを受けるので、Melee DPS はさらに注意が必要だ。

Massacre

Denathrius の energy が 100% に達すると Command: Massacre を使ってくる。使うと energy は 0% になる。 cast が完了すると、Remornia が消えて、周囲に巨大な剣が次々と現れ、ランダムなプレイヤ目掛けて mark が付き、暫くするとその mark に沿って薙ぎ払う。
薙ぎ払われたプレイヤはかなり痛い shadow ダメージを喰らう。

出来るだけ安全な場所を確保するため、Massacre が cast されたら、なるべく散開しておいたほうが良い。 プレイヤはそれぞれ向かってくる剣を避けねばならない。
攻撃が終わると、Remornia は再び元の位置に出現する。

Crimson Cabalist

phase 2 の間、4 体の add wave が発生する。
最初は北に伸びる小道の突き当りの鏡の近くに spawn する。二人はその位置に留まり、あとの二人はそれぞれ小道の両脇にあるプラットフォームにジャンプする。 二回目は南側に同じ陣形で spawn する。三回目は東西それぞれの突き当りに二体ずつ spawn する。
add は tank 不要だが、Crimson Chorus を垂れ流し raid 全体に shadow ダメージを与え続けるので、最優先で kill する事。

脇にあるプラットフォームに spawn した add の所には歩いて渡ることができないので、ranged は離れた方の add、melee はメインの十字通路の add に集中して倒す。 ranged の dps 不足なら、class に拠っては melee でも Heroic LeapShadowstep 等で移動出来るものの、メイン通路に戻る為の手段も考えておこう。Hand of Destruction で戻るのも手ではあるものの、add を kill してから cast が始まるまでは足止めを喰らって、手持ち無沙汰にはなるだろう。

Wracking Pain

20 秒毎に、Denathrius は Wracking Pain をその時点での tank に使う。 正面に cone 状の AoE 範囲に居るプレイヤと Cabalist に結構な shadow ダメージを与え、24 秒間被ダメージが 50% 増加する debuff が付与される。 tank はこのダメージを raid に向けない様に注意しつつ、add を背後に置くことで、add にもダメージを与えることが出来る。 メイン通路にいる add は melee が取り付いているはずなので、脇のプラットフォームの add を狙っておこう。 cast が終わったら、stack が 2 以上にならないよう、tank switch するとよい。

Hand of Destruction

40 秒毎に、raid 全体を boss の位置に grip して boss の幻影を召喚する。この幻影は 6 秒後に爆発して、raid 全体に致命的な shadow ダメージを与える。 幻影から離れるにつれて、ダメージが減少するので、出来る限り遠くに離れること。

この時、通路のそれぞれの突き当りにある鏡に入ると、反対側の鏡から現れるという gimmick を利用する。 tank は鏡の側で boss を tank し、grip が終わったら全員で鏡に入れば良い。boss と Remornia は Inevitable で tank の所にテレポートしてくる。
爆発の後、まだ Cabalist add が元の位置に残っているのであれば、melee dps は再度鏡に入って add を倒すのを忘れないように。

boss の health が 40% まで減ると、phase 3 に移行するが、注意すべき点は残存 add だ。
boss の health 40% になった時点で生存している Crimson Cabalist は全員中央にジャンプして、Dusk Elegy を cast する。これを喰らうと、heal の回復量が cabalist 一人あたり 10% 減少する debuff が付く。 移行の前に必ず add は最優先で殲滅しておく事。また、できれば phase 3 移行と add の spawn タイミングが重ならないように気をつけること。


Phase 3: Health 40% ~ 0%

Indignation

Phase 3 の開始と同時に Denathrius は Indignation によって、周囲をぐるっと Anima の輪で囲み、鏡には入れなくなる。 輪の中にいる間ずっと致命的なダメージを喰らう。 移行直前には自分の立ち位置を確認して、出来るだけ中央付近に留まるように気を付けておこう。

Remornia

Denathrius が Remornia 手にして振り回す様になるので、剣そのものは消える。攻撃速度は 25% 遅くなるが、与ダメージが 50% 増加する。melee 攻撃毎に Scorn debuff を stack させる。 このダメージをなるべく減らすために、4 ~ 6 stack で tank switch する位が丁度良いだろう。

Shattering PainHand of Destruction

Shattering Pain は raid 全体を knock back させるので、boss は中心の何れかの角で、ボスの背を端に向けるようにして tank するといいだろう。 これは、tank に 3 回そこそこの physical ダメージを与えた後、raid 全体にまあまあの shadow ダメージを与えつつ knock back させる。 全員 knock back しても Indignation エリアや床下に落っこちない安全な位置に居ることを確認する事。

この配置は Hand of Destruction 対策としても機能する。phase 2 と同様に boss からなるべく離れる必要があるが、この phase ではもう鏡に入ることは出来ないので、grip での拘束が終わったら兎に角 boss から離れるように。 どうしても phase 2 より被ダメージが大きくなる事は避けられず、移動速度上昇 CD や heal CD の使い所となる。惜しまず使うと良い。

Fatal Finesse

boss は頻繁にプレイヤ数名に Fatal Finesse mark を付けてくる。mark されて 5 秒後に周辺 9 yard 範囲内に結構痛い shadow ダメージを与え、その後 10 秒間は shadow DoT を喰らう。mark されたプレイヤは、raid にダメージを当てないように移動すること。

Sinister Reflection

boss の energy が 100% になると、部屋の中央に Sinister Reflection を召喚する。 この add は消える前に RavageMassacre を cast する。
Massacre の場合には phase 2 同様に剣の動きを避けつつ、boss の knock back の餌食にならないように動く必要がある。
Ravage の場合には phase 1 同様に Desolation を避けるように raid 全体で移動する。Ravage が 3 回 cast されたら wipe となる dps race なので、Bloodlust や dps potion の使い所となる。

0 件のコメント:

コメントを投稿

スパムフィルタが機能しないようなので、コメント不可にしました。

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。